第2条より抜粋 1.予防接種とは疾病に対して免疫の効果を得させるため疾病の予防に有効であることが確認されている免疫原を人体に注射してまたは摂取することをいう。
2.この法律の定めるところにより予防接種を行う疾病は、次のとおり
ジフテリア・百日咳・急性灰白髄炎・麻疹・風疹・日本脳炎・破傷風
第一感染症
エボラ出血熱、クリミア・コンゴ出血熱、ペスト、マールブルグ病、ラッサ熱
第二感染症
急性灰白髄炎、コレラ、細菌性赤痢、腸チフス、パラチフス、ジフテリア
第三感染症
腸管出血性大腸菌感染症(O-157)
第四感染症
インフルエンザ、ウイルス性肝炎、黄熱、Q熱、狂犬病、クリプトスポリジウム症、後天性免疫不全症候群(エイズ)、性器クラミジア感染症、梅毒、麻疹、マラリア、メシチリン耐性黄色ブドウ球菌感染症
感染とは病原体が宿主の体内に侵入し定着・増殖することをいう。
その結果、宿主に変化が起き、病的な状態になることを発病または発症という。
感染には症状の明らかな顕性感染と不顕性感染とがある。
直接伝播
@接触感染・・・性交による局部の接触、土壌中の潜在病原体の傷口への侵入、狂犬による咬傷など
A飛沫感染・・・咳、くしゃみなどの中の病原体が感染部位に侵入する
B垂直感染・・・胎盤、産道、母乳などを介して母親から児に感染する
間接伝播
C媒介物感染・・・汚染物(家具、衣類、医療器具、生物製剤など)食物、水系を介した感染
D空気感染・・・乾燥して空中に浮遊する気道分泌物(飛沫咳)や排泄物、塵埃として浮遊する土壌や衣類の埃を介する感染
E媒介動物感染・・・感染蚊や感染蚤の刺咬、蝿やゴキブリの体表に付着した病原体を介する感染
公衆衛生学・衛生法規の基本的なことをまとめてみました。
【NHKで放映】ライバル不在の市場で売りまくる!輸入ビジネス 安藤塾