四条河原町から祇園方面に歩いていくと、鴨川があり、四条大橋がかかっている。
四条大橋のへりにあるこの像は有名な出雲の阿国の像だ。
出雲の阿国といえば歌舞伎の祖として知られている。
出雲の阿国は四条河原で男装の歌舞伎踊りを披露し評判を得た。それが現在の歌舞伎の起源と伝わっているようだ。
出雲の阿国像がある場所から四条通りを挟んですぐ反対側に南座がある。
約400年の歴史を誇る最も古い劇場だ。
12月に開かれる顔見世には歌舞伎役者が勢揃いし、外のまねき看板は師走の風物詩だといえる。
この南座から東側に少し歩くと祇園が広がり、さらにそのまま四条通りを東側に歩いていくと、つきあたりに八坂神社が広がっている。